2006年 02月 07日
最近読んだ本について |
一つ目は、中谷美紀が、2004年6月から1年間にわたり雑誌アンアンへの寄稿していたものを加筆修正したエッセイ集「ないものねだり」。女性向けとあってか食に関するテーマが多いものの、健康への心配りとその実行力には関心するばかりである。女優という職業に就き、数々の現場を経験し、いまや主演級の立場としては当然と言えばそれまでだが、若いのに(もう若くないか、笑)自分を律する姿勢は、出できてナンボ(いまは結果を残してナンボかな)のサラリーマンの身にとっては、ぜひ見習いたいものである。
もう一冊は、鈴木正雄さんという方が、教職をリタイヤする前後に撮影し始めた写真集「カミキリムシに魅せられて」。A4128ページに日本産カミキリ110種の生態がほぼフルカラーで収められている。本に添えられてきた著者からのお手紙によると、ムネモンウスアオの撮影がネット越しとなってしまったことや、ツチイロフトヒゲ、コブヤハズで枯れ葉を取り去らないと撮影できなかったこと等を理由にあえて生態写真集とは銘打たなかったと述べられていたが、3月の沖縄から始まり9月のコブヤハズまで、撮影時のコメントを付して収められた写真は、失礼な言い方かも知れないが見事である。汗水流してネットを振り回しても、血眼になって山々を彷徨しても採れない自分基準からすると、写真集になるまでのご苦労(楽しみでもあったでしょうが)が忍ばれる作品である。
もう一冊は、鈴木正雄さんという方が、教職をリタイヤする前後に撮影し始めた写真集「カミキリムシに魅せられて」。A4128ページに日本産カミキリ110種の生態がほぼフルカラーで収められている。本に添えられてきた著者からのお手紙によると、ムネモンウスアオの撮影がネット越しとなってしまったことや、ツチイロフトヒゲ、コブヤハズで枯れ葉を取り去らないと撮影できなかったこと等を理由にあえて生態写真集とは銘打たなかったと述べられていたが、3月の沖縄から始まり9月のコブヤハズまで、撮影時のコメントを付して収められた写真は、失礼な言い方かも知れないが見事である。汗水流してネットを振り回しても、血眼になって山々を彷徨しても採れない自分基準からすると、写真集になるまでのご苦労(楽しみでもあったでしょうが)が忍ばれる作品である。
by monmo_chan
| 2006-02-07 22:44
| 雑感