2003年 01月 01日
1月 |
■2003/01/28 (火) 初体験
たーさんから戴いたインドクルビ・タロちゃんの3回目の割り出しをしたところ、1本目からは初令幼虫が7頭と卵1ケが得られ、幸先の良さに気を良くしていたのもつかの間、もう一本の材からは明らかにクワガタとは違った食痕が出てきた。
食痕の粗さから、恐らくいつものコメツキかゴミダマの幼虫と思いながらも、万一クワの幼虫が隠れ潜んで生存していやも知れないので、いやいやながら材を割っていった。ドライバーで割り進めていくと、ボコっと穴が空き、中から蛹が出てきた。しかし、コメツキでもゴミダマでもない形をしている。やや怖じ気づきながら、さらに割っていくと、今度は成虫が出てきた。なんとカミキリである。蛹を今一度観察してみると、なるほどこれもカミキリらしい。しっかし驚いたなぁ。
■2003/01/25 (土) えっ!
午前9時、快晴であるが風が冷たい中、庭でオキシデンタリスの餌替えをする。最大体重97gを筆頭にまずまずの生育具合といったところか。深夜、羽化個体をビンから取り出して計測。エラフス♀30、29、ホペイ♂67、69、マレーアンテ♂73、74、岐阜オオクワ♂69、う~ん(-_-;) 掘るたびにため息が出始めた頃、たーさんから戴いたインドアンテ・ラチラのビンを掘っていると、中から黒い塊がボロッと落ちてきた。おっ!どれどれ、おー優に80mmは超えている。縮み具合を考慮しても81~82mmはありそうだ。久々のヒットである。う~んかっこ良いなぁ。
そして最後に、先日、羽化後マットから這い上がり、そのままマット上で☆となっていたフタテンアカノコ♀を展足しようとビンの蓋を開けたところ、虫が居ない!ビン下方に向けて坑道が掘られているので、これはもしやと思い、掘っていくと案の定、♀がじっと鎮座していた。おーお前生きてたんかぁ。あれだけ肢が硬直してたからてっきり☆になったのかと思ってだそぉ~。それにしても良かったぁ。あの時、酢エチ+ビニールパックに入れようか迷ったが、☆になったことを受け止めたくないのか、すぐには処理する気持ちになれず、放っておいたのが幸いしたぁ。良かった良かった。
■2003/01/22 (水) 昇天
そういえば、我が家の唯一のペットの「ハム太」をここ2、3日見ていないな、と思い、ゲージを覗いて見ると、藁製の巣穴の奥で眠っているようだった。しかし、いつもならゲージの蓋を開ける音がするだけで巣穴から出てくるのに、今日は様子が変である。そこで寝ているハム太を揺すってみると……
ハム太が我が家にやって来た2001/6/16の日記を検索してみたところ、その当時の大騒動が書いてあった。そう大変だったなぁ。〝ネズミ〟嫌いの妻は泣くし、戸惑った息子はオロオロするし、自分も右往左往の状況が蘇ってきた。あれから約1年半、いまでは新鮮味という点では薄れたものの、言い換えればそれだけ生活の中に溶け込んでいたとも言える。
この間、妻のネズミ嫌いは相変わらずで、部屋掃除のついでに、片隅に置いてあるゲージを掃除機で小突いたり、吸ったり(笑)してイジメテ遊んで?いたりして、見ていて馬鹿らしいと思いつつも楽しませてくれた。
先週すずらんに行った際に、迷い出てきたヤマネを保護?していてくれたが、帰る日に残念ながら死んでしまった。天然記念物に指定されているので結果的には良かったのかも知れないが、最近、小動物に縁がない。
■2003/01/21 (火) やって
年明けも間もないというのに、早くも管理不足を露呈してしまった。昨年10月1日に、たーさんから戴いたインドクルビ・タロデンタン幼虫を小ビンに入れていたのを忘れ、今日棚の奥からそれらを発見した。菌糸はほぼ喰い上げて、中には泥状に劣化したものまである始末だ。体重は、1頭を除き20~25グラムで、思ったとおりの結果である。しかし中に、今後を期待させてくれるものも居た。体重30グラム、体色は瑞々しく、まだまだ成長途上なのが明らかな一頭である。小さい幼虫達は中ビンに入れ、成長の良いこの一頭は大ビンに勿論投入した。
このように全く同じ条件で菌糸ビンに入れ飼育してきた個体の餌替えをして思ったこととして、喰い上げた餌(おが屑)の色の違いはどうして起こるのだろう。茶色のもの、黒色のもの、その中間色、中には似通った色のものもあるが、あきらかに色の違う食痕が認められる。思いつくのは、繁殖している微生物が異なっているのではないか、ということぐらいだが、親から子(幼虫)への体内共生菌の受け渡しという考えが正しいとすると、その後の何らかの原因により、勢力を増す微生物が個体ベースで違ってくるということだろうか。原因として挙げられる餌、温度、孵化時期は皆同じ条件であることを考えると、むしろどの微生物に頼るのかは幼虫毎の個性みたいなものかも知れない。大きく育ってきている幼虫の食痕を利用して、マットを作れば大きくなるかも知れないなぁ。
その他特記事項としては、エラフス♂の何頭かが蛹室を作り始めていることくらいである。もう少し大きくなって欲しいものだ。
それと、奈良オオからまたセールの案内が届いていた。前回買ったゼリーもまた売られていたが、単価ベースでは今回の方が高かったので、何故かホッと一安心した。
■2003/01/19 (日) 備忘
21:00すずらん発
23:30自宅着(日川林道は積雪10センチ、相模湖ICまで雪も高速順調)
■2003/01/18 (土) 備忘
8:00自宅発
10:30すずらん着(一般道、高速ともに順調)
■2003/01/14 (火) 待望
昨年たーさんから、インドクルビ(タロデンタン)ペアを頂いた際に、あわせて送ってくださったインドアンテ・ラチラ♂が漸く羽化してくれた。ビン越しには羽化の状況が良く確認できないが、僅かな隙間から頭部と前胸が見えた。6/2に32g、9/13に43gと順調に生育し、11月中旬蛹化の後、本日羽化した。蛹期間は約2カ月という時間を要した。飼育温度が低かったせいもあるが、一時はこのまま黒くなって☆かなぁ~とも思ったので、羽化にこぎ着けてくれて嬉しい。どの位のサイズになるかなぁ。形はどうかなぁ。今夏セットしよっと。
それと、昨日だんなさん宅に伺った際に、ニジイロ♂♀♀を頂いたので、昨年既に♂♀頂いていた♀と合わせ3♀から幼虫を取るべく産卵セットも組んでみた。アンテに使うマットに、材は昨年採ってきたブナカワラの渾身のセットである。それぞれ2~3日♂と同居させて、来週には各セットに投入しよう。今年の目標の一つ-ニジイロで標本箱いっぱい計画-に向けて着々と進行中である。上手くいくかなぁ。
■2003/01/13 (月) 今日も…
クワネタはない。昨年末に公開され、前売り親子チケットを買ったものの、混雑を避けようと延引していたら、そのうち痺れを切らして妻と二人で見に行ってしまったハリーポッターを漸く見に行った。公開後1カ月は経とうというのに、まだまだ盛況なのには驚かされた。受付で予約をし、昼食のケンタもそこそこに、12時15分の上映に、息子と二人で駆け込んだ。2時間40分強の上映だったが、テンポも良く、楽しめる内容だった。がしかし、可愛らしいハーマイオニー役の女の子の出番が少なく、活躍?は次回のお楽しみか。
帰り際、綱島のだんなさん宅に寄り、沢井さんのお使いをして夜6時帰宅。あ~明日からまた仕事だぁ。やれやれ。
■2003/01/12 (日) 雑感
先週8日に、妻の祖母が逝去し、お通夜葬式と慌しい週末となった。明治40年生まれ享年95歳の大往生である。翻って自分の将来を考えてみると、今、道半ばに差し掛かり、幼少、若年、青年、成年と経験を積み増し、中年、高年、老年、そしてゴールに向けて、これまで蒔いてきた種を花咲かせる時機に来ている。花の咲かせ方は区々で、人によっては学問であったり、技術であったり十人十色であろう。ただ悲しいことに、自分にはこれら才覚を持ち合わせていない。では自分の花はどう咲かせるのか、自問自答するが答えは見えてこない。しかし一つだけ言えることは、人間関係を育むことは人生に大きな花を添えるということだ。たかがクワガタ飼育なれど、これを通じて知り会えた方々との縁を考えると、されどクワガタ飼育あらん。
青空の下、多くの友人知人が参列する葬儀を目の当たりに思ふ
■2003/01/08 (水) そんな…
昨年RABYさん宅にお邪魔させていただいた際に、標本用にといただいたフタテンアカノコのペアを、折角だから産卵させようと♀をセットし、結果的に幼虫は採れたものの、大事な♀をボロボロにしてしまっていた。そこでせめて幼虫は大切に育てようと、他にも増して気を遣っていたのだが、何気なくフタテンの蓋を開けてみると、そこには餌切れのような状態の☆となった♀がいた。昨年10月に最後のマット交換をし、羽化はまだまだ先のことと思っていた個体だけに悔やまれる。パーツはすべて揃っていたので、活き虫を〆なくとも良くなったが、新年早々後味の悪い出来事となってしまった。
■2003/01/06 (月) さて今年は
いよいよ仕事始め。会社に入った昭和63年から暫くの間は、仕事始め=飲み始め、みたいな図式があったけど、平成も二桁になってからは、仕事始め=いつもと同じになってきた。しかし今年から勤務先では、虚礼廃止とやらで原則として賀状の交信がなくなったため、皆の今日に賭ける?意気込みが違うように感じた。従来は自分も含めて、年賀状出しているんだから挨拶はソコソコでいいもんね、的な空気が漂っていたが、今日は上司も部下も、さぁ新年だぁ~挨拶だぁ~、みたいな状況で可笑しくなってしまった。
さて、クワの方であるが、悲しいかな何にも変化がない。強いて挙げれば、たーさんが頂いたラチラ♂がそろそろ羽化間近となってきたぐらいであろうか。昨年9月の最終餌交換時に43gを示し、その後も1月半は餌を食べ続けてくれたので、羽化サイズが楽しみな一頭である。
恒例?の今年の抱負であるが、①クルビで80mmオーバー(たーさんと一緒だね)、②黒虫で90mmオーバー(トラキで挑戦かな)、③ニジイロをずらっと並べた標本箱の作成、④ヒメオオのF2以降の累代(累代♀がいないので難しいかな)、⑤手持ちのクワを細々と累代(これが一番難しいかも)の以上5点に決めた。さて今年の大晦日どんな結果となるか、楽しみな一年の始まりだ。
たーさんから戴いたインドクルビ・タロちゃんの3回目の割り出しをしたところ、1本目からは初令幼虫が7頭と卵1ケが得られ、幸先の良さに気を良くしていたのもつかの間、もう一本の材からは明らかにクワガタとは違った食痕が出てきた。
食痕の粗さから、恐らくいつものコメツキかゴミダマの幼虫と思いながらも、万一クワの幼虫が隠れ潜んで生存していやも知れないので、いやいやながら材を割っていった。ドライバーで割り進めていくと、ボコっと穴が空き、中から蛹が出てきた。しかし、コメツキでもゴミダマでもない形をしている。やや怖じ気づきながら、さらに割っていくと、今度は成虫が出てきた。なんとカミキリである。蛹を今一度観察してみると、なるほどこれもカミキリらしい。しっかし驚いたなぁ。
■2003/01/25 (土) えっ!
午前9時、快晴であるが風が冷たい中、庭でオキシデンタリスの餌替えをする。最大体重97gを筆頭にまずまずの生育具合といったところか。深夜、羽化個体をビンから取り出して計測。エラフス♀30、29、ホペイ♂67、69、マレーアンテ♂73、74、岐阜オオクワ♂69、う~ん(-_-;) 掘るたびにため息が出始めた頃、たーさんから戴いたインドアンテ・ラチラのビンを掘っていると、中から黒い塊がボロッと落ちてきた。おっ!どれどれ、おー優に80mmは超えている。縮み具合を考慮しても81~82mmはありそうだ。久々のヒットである。う~んかっこ良いなぁ。
そして最後に、先日、羽化後マットから這い上がり、そのままマット上で☆となっていたフタテンアカノコ♀を展足しようとビンの蓋を開けたところ、虫が居ない!ビン下方に向けて坑道が掘られているので、これはもしやと思い、掘っていくと案の定、♀がじっと鎮座していた。おーお前生きてたんかぁ。あれだけ肢が硬直してたからてっきり☆になったのかと思ってだそぉ~。それにしても良かったぁ。あの時、酢エチ+ビニールパックに入れようか迷ったが、☆になったことを受け止めたくないのか、すぐには処理する気持ちになれず、放っておいたのが幸いしたぁ。良かった良かった。
■2003/01/22 (水) 昇天
そういえば、我が家の唯一のペットの「ハム太」をここ2、3日見ていないな、と思い、ゲージを覗いて見ると、藁製の巣穴の奥で眠っているようだった。しかし、いつもならゲージの蓋を開ける音がするだけで巣穴から出てくるのに、今日は様子が変である。そこで寝ているハム太を揺すってみると……
ハム太が我が家にやって来た2001/6/16の日記を検索してみたところ、その当時の大騒動が書いてあった。そう大変だったなぁ。〝ネズミ〟嫌いの妻は泣くし、戸惑った息子はオロオロするし、自分も右往左往の状況が蘇ってきた。あれから約1年半、いまでは新鮮味という点では薄れたものの、言い換えればそれだけ生活の中に溶け込んでいたとも言える。
この間、妻のネズミ嫌いは相変わらずで、部屋掃除のついでに、片隅に置いてあるゲージを掃除機で小突いたり、吸ったり(笑)してイジメテ遊んで?いたりして、見ていて馬鹿らしいと思いつつも楽しませてくれた。
先週すずらんに行った際に、迷い出てきたヤマネを保護?していてくれたが、帰る日に残念ながら死んでしまった。天然記念物に指定されているので結果的には良かったのかも知れないが、最近、小動物に縁がない。
■2003/01/21 (火) やって
年明けも間もないというのに、早くも管理不足を露呈してしまった。昨年10月1日に、たーさんから戴いたインドクルビ・タロデンタン幼虫を小ビンに入れていたのを忘れ、今日棚の奥からそれらを発見した。菌糸はほぼ喰い上げて、中には泥状に劣化したものまである始末だ。体重は、1頭を除き20~25グラムで、思ったとおりの結果である。しかし中に、今後を期待させてくれるものも居た。体重30グラム、体色は瑞々しく、まだまだ成長途上なのが明らかな一頭である。小さい幼虫達は中ビンに入れ、成長の良いこの一頭は大ビンに勿論投入した。
このように全く同じ条件で菌糸ビンに入れ飼育してきた個体の餌替えをして思ったこととして、喰い上げた餌(おが屑)の色の違いはどうして起こるのだろう。茶色のもの、黒色のもの、その中間色、中には似通った色のものもあるが、あきらかに色の違う食痕が認められる。思いつくのは、繁殖している微生物が異なっているのではないか、ということぐらいだが、親から子(幼虫)への体内共生菌の受け渡しという考えが正しいとすると、その後の何らかの原因により、勢力を増す微生物が個体ベースで違ってくるということだろうか。原因として挙げられる餌、温度、孵化時期は皆同じ条件であることを考えると、むしろどの微生物に頼るのかは幼虫毎の個性みたいなものかも知れない。大きく育ってきている幼虫の食痕を利用して、マットを作れば大きくなるかも知れないなぁ。
その他特記事項としては、エラフス♂の何頭かが蛹室を作り始めていることくらいである。もう少し大きくなって欲しいものだ。
それと、奈良オオからまたセールの案内が届いていた。前回買ったゼリーもまた売られていたが、単価ベースでは今回の方が高かったので、何故かホッと一安心した。
■2003/01/19 (日) 備忘
21:00すずらん発
23:30自宅着(日川林道は積雪10センチ、相模湖ICまで雪も高速順調)
■2003/01/18 (土) 備忘
8:00自宅発
10:30すずらん着(一般道、高速ともに順調)
■2003/01/14 (火) 待望
昨年たーさんから、インドクルビ(タロデンタン)ペアを頂いた際に、あわせて送ってくださったインドアンテ・ラチラ♂が漸く羽化してくれた。ビン越しには羽化の状況が良く確認できないが、僅かな隙間から頭部と前胸が見えた。6/2に32g、9/13に43gと順調に生育し、11月中旬蛹化の後、本日羽化した。蛹期間は約2カ月という時間を要した。飼育温度が低かったせいもあるが、一時はこのまま黒くなって☆かなぁ~とも思ったので、羽化にこぎ着けてくれて嬉しい。どの位のサイズになるかなぁ。形はどうかなぁ。今夏セットしよっと。
それと、昨日だんなさん宅に伺った際に、ニジイロ♂♀♀を頂いたので、昨年既に♂♀頂いていた♀と合わせ3♀から幼虫を取るべく産卵セットも組んでみた。アンテに使うマットに、材は昨年採ってきたブナカワラの渾身のセットである。それぞれ2~3日♂と同居させて、来週には各セットに投入しよう。今年の目標の一つ-ニジイロで標本箱いっぱい計画-に向けて着々と進行中である。上手くいくかなぁ。
■2003/01/13 (月) 今日も…
クワネタはない。昨年末に公開され、前売り親子チケットを買ったものの、混雑を避けようと延引していたら、そのうち痺れを切らして妻と二人で見に行ってしまったハリーポッターを漸く見に行った。公開後1カ月は経とうというのに、まだまだ盛況なのには驚かされた。受付で予約をし、昼食のケンタもそこそこに、12時15分の上映に、息子と二人で駆け込んだ。2時間40分強の上映だったが、テンポも良く、楽しめる内容だった。がしかし、可愛らしいハーマイオニー役の女の子の出番が少なく、活躍?は次回のお楽しみか。
帰り際、綱島のだんなさん宅に寄り、沢井さんのお使いをして夜6時帰宅。あ~明日からまた仕事だぁ。やれやれ。
■2003/01/12 (日) 雑感
先週8日に、妻の祖母が逝去し、お通夜葬式と慌しい週末となった。明治40年生まれ享年95歳の大往生である。翻って自分の将来を考えてみると、今、道半ばに差し掛かり、幼少、若年、青年、成年と経験を積み増し、中年、高年、老年、そしてゴールに向けて、これまで蒔いてきた種を花咲かせる時機に来ている。花の咲かせ方は区々で、人によっては学問であったり、技術であったり十人十色であろう。ただ悲しいことに、自分にはこれら才覚を持ち合わせていない。では自分の花はどう咲かせるのか、自問自答するが答えは見えてこない。しかし一つだけ言えることは、人間関係を育むことは人生に大きな花を添えるということだ。たかがクワガタ飼育なれど、これを通じて知り会えた方々との縁を考えると、されどクワガタ飼育あらん。
青空の下、多くの友人知人が参列する葬儀を目の当たりに思ふ
■2003/01/08 (水) そんな…
昨年RABYさん宅にお邪魔させていただいた際に、標本用にといただいたフタテンアカノコのペアを、折角だから産卵させようと♀をセットし、結果的に幼虫は採れたものの、大事な♀をボロボロにしてしまっていた。そこでせめて幼虫は大切に育てようと、他にも増して気を遣っていたのだが、何気なくフタテンの蓋を開けてみると、そこには餌切れのような状態の☆となった♀がいた。昨年10月に最後のマット交換をし、羽化はまだまだ先のことと思っていた個体だけに悔やまれる。パーツはすべて揃っていたので、活き虫を〆なくとも良くなったが、新年早々後味の悪い出来事となってしまった。
■2003/01/06 (月) さて今年は
いよいよ仕事始め。会社に入った昭和63年から暫くの間は、仕事始め=飲み始め、みたいな図式があったけど、平成も二桁になってからは、仕事始め=いつもと同じになってきた。しかし今年から勤務先では、虚礼廃止とやらで原則として賀状の交信がなくなったため、皆の今日に賭ける?意気込みが違うように感じた。従来は自分も含めて、年賀状出しているんだから挨拶はソコソコでいいもんね、的な空気が漂っていたが、今日は上司も部下も、さぁ新年だぁ~挨拶だぁ~、みたいな状況で可笑しくなってしまった。
さて、クワの方であるが、悲しいかな何にも変化がない。強いて挙げれば、たーさんが頂いたラチラ♂がそろそろ羽化間近となってきたぐらいであろうか。昨年9月の最終餌交換時に43gを示し、その後も1月半は餌を食べ続けてくれたので、羽化サイズが楽しみな一頭である。
恒例?の今年の抱負であるが、①クルビで80mmオーバー(たーさんと一緒だね)、②黒虫で90mmオーバー(トラキで挑戦かな)、③ニジイロをずらっと並べた標本箱の作成、④ヒメオオのF2以降の累代(累代♀がいないので難しいかな)、⑤手持ちのクワを細々と累代(これが一番難しいかも)の以上5点に決めた。さて今年の大晦日どんな結果となるか、楽しみな一年の始まりだ。
by monmo_chan
| 2003-01-01 21:20
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