2002年 11月 01日
11月 |
■2002/11/29 (金) 載せておきました
↓の続き
■2002/06/04 (火)
昨年8月末に初令で得たヒメオオ3頭であるが、無謀にも一発大物狙いとして菌糸に入れた。それも最初はKBファームのブナ100%に入れたものの、替えの菌糸がないため、クヌギ100%に切り替えもした。しかしその後も、ヒメ達は、菌糸を喰い戻す素振りも見せながら、徐々にではあるが成長していった。
そして今日ついに1頭が蛹化していた。羽化体長45mm前後と予測されるサイズである。もう1頭も久しぶりにその姿を見せてくれたが、こいつは更に大きいサイズが狙える状態まで育っていた。体色からこれも蛹化が近そうだ。残す1頭は、生育振りから♀と思われるが、食痕が見られるだけで、その姿を見ていないため、はっきりとしたことは判らない。さあ、1カ月後の羽化が待ち遠しくなってきた。
■2002/08/08 (木)
先月羽化していた2頭目の♂ヒメオオを取り出し計測するも、40mmの小ぶりな個体。♀と見定めていたビンもそろそろと思い掘り出してみたが、こちらは可哀相にも羽化不全であった。温度や湿度、蛹室の形成不全による羽化不全とは思えない状態で、前蛹時に揺さぶってしまったとか、羽化時に振動を与えてしまったとか、初歩的なミスのによる不全と思える。しかし、得られた3頭の幼虫は(この♀の羽化不全はあるものの)菌糸で十分飼育できることが判った。
以上が生育に関する記録部分ですが以下にデータを記しておきます。
●羽化サイズ47.5mm♂
8/25 初令にて割り出しその後ブナ100菌糸(600)に投入
翌年1/6 ブナ100菌糸(600)に交換6g
2/20 ↑は半年前に詰めた菌糸で劣化著しくクヌギ100菌糸(600)に交換7g
7/4 羽化
●羽化サイズ39.2mm♂
8/25 初令にて割り出しその後ブナ100菌糸(600)に投入
翌年1/13 クヌギ100菌糸(600)に交換4グラム見当
7/13 羽化
●羽化不全♀未計測
8/25 初令にて割り出しその後ブナ100菌糸(600)に投入
翌年1/13 クヌギ100菌糸(600)に交換、目測するもデータ紛失
8/8 羽化不全による☆確認
■飼育環境
15(冬季)~22(夏季)℃
■2002/11/28 (木) 僭越ながら
先日ヒメオオを産卵させた茨城のこけまるさんから、幼虫飼育に関して参考になる事柄はないかとのメールをいただいた。私自身も初めての幼虫だったので、試行錯誤というよりも、取り合えず〝エイやぁ〟とばかりに飼ってしまい、判らないまま羽化したようなものだから、偉そうなことは何も言えないし、いまさら振り返ることも出来ない。しかし自分でも気付かないポイントが過去の日記の中にあるやも知れないので、該当部分を抜粋しておくこととする。
■2001/10/18 (木)
8月初旬に、ブナ100%のオオヒラタケ菌糸(補;KBファームさん)小ビンに入れていたヒメオオが、ようやくビンの側面に顔を出してくれた。2カ月近く経っても食痕が現れてこないので、半ば☆になったと諦めていただけに、すこし嬉しい。「すこし」なのは、初令で投入して2カ月も経つというのに、未だその姿は2令のままという点が気掛かりだから。この遅い成長度合いからすると、発酵マットの方が合っていたのかも。しかし試そうにも3頭しかいないし…来年の課題かな。
■2002/01/08 (火)
昨年の8月中旬にブナ100%のオオヒラ茸菌糸に初令にて投入したヒメオオの成長具合が思わしくない。食している部分があまりにも少ないので、ここまで菌糸の交換を躊躇ってきたが、流石に5カ月も経つと水分少な目の菌糸でも愚図ついてしまってきた。そこで止む無く1ビン交換したが、♂と思しき幼虫なのに体重は6グラムしかない。最終齢に加齢して凡そ2カ月経ってこれだけの大きさである。50mmを超える成虫になるためには、少なくともあと10グラムは必要だろうが、この成長振りでは期待できそうにない。残り2頭の幼虫はというと、1頭は4グラム前後の終令幼虫で、もう1頭はまだ2令という有り様である。
このような状況から勘案すると、ヒメオオには菌糸は合わない、と言ったほうが良さそうだ。菌糸の食し具合も、掘った坑道を何度も行き来して、坑道の周りを少しずつ食しては戻し、食しては戻しの繰り返しである。餌(養分)を求めて坑道を掘っていくというよりも、食が合わないので、合わせるようにと噛み砕いては戻し、時機を見て食べていくために坑道を掘っている様子である。
■2002/11/26 (火) 消える幼虫
ミヤマ達を初令で回収し早や2ケ月経とうとしているので、小瓶に8頭では些か過密でもあろうし、マット交換をしてみた。ラベルには「10/2 ミヤマ8頭初令」と書いてあるのだが、いくら捜しても2令が3頭に、3令が1頭という状況である。初令時に回収とは言っても、孵化後しばらくしてからマットに入れたので、環境変化云々による☆とは考えづらく、この3令を見ていると、こいつが食べたのではないかしらと思うほど、一際大きく感じてくる。以前にもタイアンタエウスで、ケース底に幼虫が見えてきたので、暫く置いてから回収したところ、まるまると太った3令初期1頭のみだったことがあった。これまでの見聞からすると、幼虫同士は捕食し合わないし、互いに避けながら暮らすはずである。しかし、この状況をどう理解したら良いのだろうか。ただ単に、飼育下手でかつミヤマの幼虫だったから☆になっただけだったりして。
■2002/11/23 (土) 不発
茨城のこけまるさん(http://www.hpmix.com/home/kokemaru/T1.htm)がヒメオオを産卵させたと知り、我が家のヒメオオはどうなっているのだろうと、二つのセットを暴いてみたが、ブナ材とヒラタケ材のうちヒラタケの方に少し齧った痕があったものの産んだ様子はなかった。年内の産卵はもう難しいと思われたので、割らなかったブナ材2本と2♀を、今年羽化した小さい方の♂を入れて大ケースに再セットした。そう言えばこの間すずらんで、ヒメオオの飼育の話を中村さんとしていた中で、菌糸飼育でまずまずの大きさを出したのならば、月刊むしにでも投稿してはどうかというお誘いがあったが、特段工夫した飼育は行っていないし、ましてや産卵も継続的に行えないような腕前では、記事投稿なんて恐れ多いと言うものだ。
時間に余裕があったので、ヒラタケ材に数多くの産卵痕を付けているヒペリオンの割り出しも行ったが、堅い材に悪戦苦闘し4頭も潰してしまい、得られた幼虫は9頭であった。もう少し柔らかい材の方が産みそうであり、上手に産ませれば1♀で20~30頭の幼虫は容易に得られそうな虫である。しかしこんなに潰してしまっては…反省。
■2002/11/20 (水) 祝ADSL開通
自宅ではあまりパソコンを弄る機会も少ないので、これまでその都度ダイヤルアップで接続していたが、ADSLの普及に伴なう価格低下によって、ダイヤルアップにかかる費用(プロバイダ料金と通信費)との格差がかなり縮まってきた。月によっては数百円の違いということもありそうな状況になってきた。また自宅であまりパソコンをやらない理由としては、操作環境に寄るところも大であった。つまり、職場と比べて、自宅のパソコンはクリックしても次の画面が表示されるまで時間がかったり、電話代を気にするばかりに繋いだり切ったり、早く書き込みを終えようとするあまり、意味が判らない内容を打ち込んでしまったり(こうして常時接続となった今でもそれは同じか…)、要はパソコン操作も覚束ないのに加えて、他に気を囚われる要素が多過ぎたのも、自宅でパソコンに触れない理由であった。
申込みしてから9日目の今日、漸くADSLが開通する運びとなった。フレッツにしようかイーアクセスにしようかは知識がない分、決めるまで時間は要さなかったが、最後まで迷ったのが、これを契機に無線LANにするや否やであった。パソコンは、電話口が家の中に一ヶ所しかないこともあって、電話の傍の出窓にポツンと置いてあるが、これからの寒い時期、足元は冷えるし、夏場は汗がダラダラと出てくる環境であり、炬燵でも入ってミカンでも食べながらヌクヌクとインターネット出来たらいいな、との欲がどんどん大きくなり、モデム内臓のルーターと無線PCカードのセットを35千円出して買ってしまった。出費は痛いがこれも快適なPCライフには必要経費かな。
■2002/11/17 (日) 片付け
息子もそろそろ自分の部屋で勉強や寝起きをした方が良いのではないかと急に思い立って、朝から納戸と化している息子の部屋の片付けで大忙しだった。ありとあらゆるものを置いていたので、部屋の体をなすまでにほぼ一日を費やしてしまった。いずれ近日中にベッドと本棚を買わなければと思うと、年々減っている冬の賞与の使い道がどんどん狭められる。いやはや困ったものだ。
■2002/11/16 (土) 久しぶり
昼食を食べに中華街に行ったが丁度時間が良いこともあって何処の店も長蛇の列だ。新しい店を開拓する勇気もなく、昔から馴染みのある店に入り、昼食ランチ500円を食べた。豚バラ肉スープ付き定食、ラーメンとチャーハン、酢豚スープ付き定食、いずれも500円玉一つで食べれる。会社の周りの定食屋や中華屋の価格が平均して約800円前後の価格設定なのと比べ何と安いことか。こんな一大食事街が会社の近くにあるたーさんが羨ましい。
帰り際、息子がマリンタワーに上りたいと言うので高い入場料を払って登ってきた。今では隣りに見えるランドマークタワーに高さでは比べようもないが、足元には山下公園、港の見える丘公園、中華街が見え、遠くには山々も望めるロケーションは一度は訪れてもらいたいものだ。しかし、4階の野鳥園(別途有料、入らなかった)と3階のおもちゃ博物館(なんでも鑑定団に出ている人が館長)は好きな人は別として我々には興味を引かなかった。
■2002/11/13 (水) しんどい
未洗浄の空き瓶が溜まってきたので、週末の菌糸詰めを考え、一挙に洗うことにしたが、小ビン32本、中ビン12本、ダルマビン18本もあったので、全部洗いきるまでに2時間近くかかってしまった。小ビンは兎も角、中やダルマは手首がビン内に入らないので、100円ショップで売っているビン洗い用のスポンジの付いた柄で洗うのだが、力点の範囲が少ないため、こびりついた菌糸カスを落とすには相当の握力が必要で、終わった頃には右腕はダルイし、腰は痛いし、〝ふぅ~はぁ~〟の状態であった。週末これらに菌糸を詰めるのか…〝ふぅ~はぁ~〟
■2002/11/10 (日) いろいろと
ご近所のだんなさんの奥様のMINAさんより、自宅ガレージにてお友達との共同でフリマを行うと案内されていたので、午後からぶらりと出掛けた。丁度だんなさんが居たので小1時間ほど雑談し、テレビゲームに夢中になっている息子を残し近くのヨーカ堂で買い物を済ませ、帰り際に息子を拾いそのまま帰宅。
■2002/11/09 (土) バタバタと
朝もはよからブロック6個を菌糸詰め。来週ハリポ見に行く今日は謹慎。しかし暇故ポーリング。スコア散々、妻子得するノーガーターレーン。その後ファミレス食事。デニーズ餃子ちっちゃいぞ。リッキーすくすく順調だ。毎月10も増えている。たーさん宛てにタロちゃん発送。大きく育っておくれ。夕食後にドンキホーテ。夜は更けるも若者一杯。帰りにハナマサ食材安い。しっかしこんなに誰が食う。帰ってみたらくらくらさんSOS。皆が一度は通る道。
■2002/11/03 (日) 菌糸詰めの一日
今回来た目的である菌糸詰めを朝から夕方まで終日、沢井さん、中村さん、午後からF崎さんも加わって行った。大人4人で詰めた中ビンの数は、なんと350本! はぁ~疲れたぁ~(T_T)
夕食後、ペンションの方に沖縄からのお客さんが来ていて、歌や踊りをしているからと誘われ行ったが、大広間のそこは修羅場のような状態で、床に一升瓶は転がり、蛇味線(ハブかな)が弾け、踊っている人々の姿が目に飛び込んできた。酔いどれ客は無敵なもんで、F崎さんは、おっちゃん達に日本酒やビールの一気飲み(決して真似しないように、笑)をさせられるし、妻はカラオケでおばちゃんとデュエットしまくる(これは自発的かも知れないけど)し、夜12時過ぎまで狂乱が続いた。
深夜1時半、酒も抜けたので、渋滞も解消されたであろう中央道に向けすずらん出発。午前3時自宅着。
■2002/11/02 (土) 学芸会
息子の学校に学芸会を見に行く。4年生の今回の出し物は〝合唱〟だが、肝心の息子の口元を見てみると、どうも歌っている感じがしない。確かに口元は動いているが、隣りの女の子なんか、腹筋が歌に合わせて動いているのに、息子の腹ときたら、なぁ~んにも動いていない。自分の子供時代の行動を見るようで、思わず苦笑い。
息子の帰宅後、すずらんへ行く。中央道は、午後2時過ぎだと言うのに、八王子ICを過ぎたあたりと談合坂SA付近で10キロ程度の渋滞。午後でこの状況なんだから朝方はすごい事になっていたんだろうなぁ。
夕方4時、すずらん到着。夕食頃、中村さんが帰って来て皆で食事。荒川さんもペンションの方に3泊4日の日程で宿泊中。
↓の続き
■2002/06/04 (火)
昨年8月末に初令で得たヒメオオ3頭であるが、無謀にも一発大物狙いとして菌糸に入れた。それも最初はKBファームのブナ100%に入れたものの、替えの菌糸がないため、クヌギ100%に切り替えもした。しかしその後も、ヒメ達は、菌糸を喰い戻す素振りも見せながら、徐々にではあるが成長していった。
そして今日ついに1頭が蛹化していた。羽化体長45mm前後と予測されるサイズである。もう1頭も久しぶりにその姿を見せてくれたが、こいつは更に大きいサイズが狙える状態まで育っていた。体色からこれも蛹化が近そうだ。残す1頭は、生育振りから♀と思われるが、食痕が見られるだけで、その姿を見ていないため、はっきりとしたことは判らない。さあ、1カ月後の羽化が待ち遠しくなってきた。
■2002/08/08 (木)
先月羽化していた2頭目の♂ヒメオオを取り出し計測するも、40mmの小ぶりな個体。♀と見定めていたビンもそろそろと思い掘り出してみたが、こちらは可哀相にも羽化不全であった。温度や湿度、蛹室の形成不全による羽化不全とは思えない状態で、前蛹時に揺さぶってしまったとか、羽化時に振動を与えてしまったとか、初歩的なミスのによる不全と思える。しかし、得られた3頭の幼虫は(この♀の羽化不全はあるものの)菌糸で十分飼育できることが判った。
以上が生育に関する記録部分ですが以下にデータを記しておきます。
●羽化サイズ47.5mm♂
8/25 初令にて割り出しその後ブナ100菌糸(600)に投入
翌年1/6 ブナ100菌糸(600)に交換6g
2/20 ↑は半年前に詰めた菌糸で劣化著しくクヌギ100菌糸(600)に交換7g
7/4 羽化
●羽化サイズ39.2mm♂
8/25 初令にて割り出しその後ブナ100菌糸(600)に投入
翌年1/13 クヌギ100菌糸(600)に交換4グラム見当
7/13 羽化
●羽化不全♀未計測
8/25 初令にて割り出しその後ブナ100菌糸(600)に投入
翌年1/13 クヌギ100菌糸(600)に交換、目測するもデータ紛失
8/8 羽化不全による☆確認
■飼育環境
15(冬季)~22(夏季)℃
■2002/11/28 (木) 僭越ながら
先日ヒメオオを産卵させた茨城のこけまるさんから、幼虫飼育に関して参考になる事柄はないかとのメールをいただいた。私自身も初めての幼虫だったので、試行錯誤というよりも、取り合えず〝エイやぁ〟とばかりに飼ってしまい、判らないまま羽化したようなものだから、偉そうなことは何も言えないし、いまさら振り返ることも出来ない。しかし自分でも気付かないポイントが過去の日記の中にあるやも知れないので、該当部分を抜粋しておくこととする。
■2001/10/18 (木)
8月初旬に、ブナ100%のオオヒラタケ菌糸(補;KBファームさん)小ビンに入れていたヒメオオが、ようやくビンの側面に顔を出してくれた。2カ月近く経っても食痕が現れてこないので、半ば☆になったと諦めていただけに、すこし嬉しい。「すこし」なのは、初令で投入して2カ月も経つというのに、未だその姿は2令のままという点が気掛かりだから。この遅い成長度合いからすると、発酵マットの方が合っていたのかも。しかし試そうにも3頭しかいないし…来年の課題かな。
■2002/01/08 (火)
昨年の8月中旬にブナ100%のオオヒラ茸菌糸に初令にて投入したヒメオオの成長具合が思わしくない。食している部分があまりにも少ないので、ここまで菌糸の交換を躊躇ってきたが、流石に5カ月も経つと水分少な目の菌糸でも愚図ついてしまってきた。そこで止む無く1ビン交換したが、♂と思しき幼虫なのに体重は6グラムしかない。最終齢に加齢して凡そ2カ月経ってこれだけの大きさである。50mmを超える成虫になるためには、少なくともあと10グラムは必要だろうが、この成長振りでは期待できそうにない。残り2頭の幼虫はというと、1頭は4グラム前後の終令幼虫で、もう1頭はまだ2令という有り様である。
このような状況から勘案すると、ヒメオオには菌糸は合わない、と言ったほうが良さそうだ。菌糸の食し具合も、掘った坑道を何度も行き来して、坑道の周りを少しずつ食しては戻し、食しては戻しの繰り返しである。餌(養分)を求めて坑道を掘っていくというよりも、食が合わないので、合わせるようにと噛み砕いては戻し、時機を見て食べていくために坑道を掘っている様子である。
■2002/11/26 (火) 消える幼虫
ミヤマ達を初令で回収し早や2ケ月経とうとしているので、小瓶に8頭では些か過密でもあろうし、マット交換をしてみた。ラベルには「10/2 ミヤマ8頭初令」と書いてあるのだが、いくら捜しても2令が3頭に、3令が1頭という状況である。初令時に回収とは言っても、孵化後しばらくしてからマットに入れたので、環境変化云々による☆とは考えづらく、この3令を見ていると、こいつが食べたのではないかしらと思うほど、一際大きく感じてくる。以前にもタイアンタエウスで、ケース底に幼虫が見えてきたので、暫く置いてから回収したところ、まるまると太った3令初期1頭のみだったことがあった。これまでの見聞からすると、幼虫同士は捕食し合わないし、互いに避けながら暮らすはずである。しかし、この状況をどう理解したら良いのだろうか。ただ単に、飼育下手でかつミヤマの幼虫だったから☆になっただけだったりして。
■2002/11/23 (土) 不発
茨城のこけまるさん(http://www.hpmix.com/home/kokemaru/T1.htm)がヒメオオを産卵させたと知り、我が家のヒメオオはどうなっているのだろうと、二つのセットを暴いてみたが、ブナ材とヒラタケ材のうちヒラタケの方に少し齧った痕があったものの産んだ様子はなかった。年内の産卵はもう難しいと思われたので、割らなかったブナ材2本と2♀を、今年羽化した小さい方の♂を入れて大ケースに再セットした。そう言えばこの間すずらんで、ヒメオオの飼育の話を中村さんとしていた中で、菌糸飼育でまずまずの大きさを出したのならば、月刊むしにでも投稿してはどうかというお誘いがあったが、特段工夫した飼育は行っていないし、ましてや産卵も継続的に行えないような腕前では、記事投稿なんて恐れ多いと言うものだ。
時間に余裕があったので、ヒラタケ材に数多くの産卵痕を付けているヒペリオンの割り出しも行ったが、堅い材に悪戦苦闘し4頭も潰してしまい、得られた幼虫は9頭であった。もう少し柔らかい材の方が産みそうであり、上手に産ませれば1♀で20~30頭の幼虫は容易に得られそうな虫である。しかしこんなに潰してしまっては…反省。
■2002/11/20 (水) 祝ADSL開通
自宅ではあまりパソコンを弄る機会も少ないので、これまでその都度ダイヤルアップで接続していたが、ADSLの普及に伴なう価格低下によって、ダイヤルアップにかかる費用(プロバイダ料金と通信費)との格差がかなり縮まってきた。月によっては数百円の違いということもありそうな状況になってきた。また自宅であまりパソコンをやらない理由としては、操作環境に寄るところも大であった。つまり、職場と比べて、自宅のパソコンはクリックしても次の画面が表示されるまで時間がかったり、電話代を気にするばかりに繋いだり切ったり、早く書き込みを終えようとするあまり、意味が判らない内容を打ち込んでしまったり(こうして常時接続となった今でもそれは同じか…)、要はパソコン操作も覚束ないのに加えて、他に気を囚われる要素が多過ぎたのも、自宅でパソコンに触れない理由であった。
申込みしてから9日目の今日、漸くADSLが開通する運びとなった。フレッツにしようかイーアクセスにしようかは知識がない分、決めるまで時間は要さなかったが、最後まで迷ったのが、これを契機に無線LANにするや否やであった。パソコンは、電話口が家の中に一ヶ所しかないこともあって、電話の傍の出窓にポツンと置いてあるが、これからの寒い時期、足元は冷えるし、夏場は汗がダラダラと出てくる環境であり、炬燵でも入ってミカンでも食べながらヌクヌクとインターネット出来たらいいな、との欲がどんどん大きくなり、モデム内臓のルーターと無線PCカードのセットを35千円出して買ってしまった。出費は痛いがこれも快適なPCライフには必要経費かな。
■2002/11/17 (日) 片付け
息子もそろそろ自分の部屋で勉強や寝起きをした方が良いのではないかと急に思い立って、朝から納戸と化している息子の部屋の片付けで大忙しだった。ありとあらゆるものを置いていたので、部屋の体をなすまでにほぼ一日を費やしてしまった。いずれ近日中にベッドと本棚を買わなければと思うと、年々減っている冬の賞与の使い道がどんどん狭められる。いやはや困ったものだ。
■2002/11/16 (土) 久しぶり
昼食を食べに中華街に行ったが丁度時間が良いこともあって何処の店も長蛇の列だ。新しい店を開拓する勇気もなく、昔から馴染みのある店に入り、昼食ランチ500円を食べた。豚バラ肉スープ付き定食、ラーメンとチャーハン、酢豚スープ付き定食、いずれも500円玉一つで食べれる。会社の周りの定食屋や中華屋の価格が平均して約800円前後の価格設定なのと比べ何と安いことか。こんな一大食事街が会社の近くにあるたーさんが羨ましい。
帰り際、息子がマリンタワーに上りたいと言うので高い入場料を払って登ってきた。今では隣りに見えるランドマークタワーに高さでは比べようもないが、足元には山下公園、港の見える丘公園、中華街が見え、遠くには山々も望めるロケーションは一度は訪れてもらいたいものだ。しかし、4階の野鳥園(別途有料、入らなかった)と3階のおもちゃ博物館(なんでも鑑定団に出ている人が館長)は好きな人は別として我々には興味を引かなかった。
■2002/11/13 (水) しんどい
未洗浄の空き瓶が溜まってきたので、週末の菌糸詰めを考え、一挙に洗うことにしたが、小ビン32本、中ビン12本、ダルマビン18本もあったので、全部洗いきるまでに2時間近くかかってしまった。小ビンは兎も角、中やダルマは手首がビン内に入らないので、100円ショップで売っているビン洗い用のスポンジの付いた柄で洗うのだが、力点の範囲が少ないため、こびりついた菌糸カスを落とすには相当の握力が必要で、終わった頃には右腕はダルイし、腰は痛いし、〝ふぅ~はぁ~〟の状態であった。週末これらに菌糸を詰めるのか…〝ふぅ~はぁ~〟
■2002/11/10 (日) いろいろと
ご近所のだんなさんの奥様のMINAさんより、自宅ガレージにてお友達との共同でフリマを行うと案内されていたので、午後からぶらりと出掛けた。丁度だんなさんが居たので小1時間ほど雑談し、テレビゲームに夢中になっている息子を残し近くのヨーカ堂で買い物を済ませ、帰り際に息子を拾いそのまま帰宅。
■2002/11/09 (土) バタバタと
朝もはよからブロック6個を菌糸詰め。来週ハリポ見に行く今日は謹慎。しかし暇故ポーリング。スコア散々、妻子得するノーガーターレーン。その後ファミレス食事。デニーズ餃子ちっちゃいぞ。リッキーすくすく順調だ。毎月10も増えている。たーさん宛てにタロちゃん発送。大きく育っておくれ。夕食後にドンキホーテ。夜は更けるも若者一杯。帰りにハナマサ食材安い。しっかしこんなに誰が食う。帰ってみたらくらくらさんSOS。皆が一度は通る道。
■2002/11/03 (日) 菌糸詰めの一日
今回来た目的である菌糸詰めを朝から夕方まで終日、沢井さん、中村さん、午後からF崎さんも加わって行った。大人4人で詰めた中ビンの数は、なんと350本! はぁ~疲れたぁ~(T_T)
夕食後、ペンションの方に沖縄からのお客さんが来ていて、歌や踊りをしているからと誘われ行ったが、大広間のそこは修羅場のような状態で、床に一升瓶は転がり、蛇味線(ハブかな)が弾け、踊っている人々の姿が目に飛び込んできた。酔いどれ客は無敵なもんで、F崎さんは、おっちゃん達に日本酒やビールの一気飲み(決して真似しないように、笑)をさせられるし、妻はカラオケでおばちゃんとデュエットしまくる(これは自発的かも知れないけど)し、夜12時過ぎまで狂乱が続いた。
深夜1時半、酒も抜けたので、渋滞も解消されたであろう中央道に向けすずらん出発。午前3時自宅着。
■2002/11/02 (土) 学芸会
息子の学校に学芸会を見に行く。4年生の今回の出し物は〝合唱〟だが、肝心の息子の口元を見てみると、どうも歌っている感じがしない。確かに口元は動いているが、隣りの女の子なんか、腹筋が歌に合わせて動いているのに、息子の腹ときたら、なぁ~んにも動いていない。自分の子供時代の行動を見るようで、思わず苦笑い。
息子の帰宅後、すずらんへ行く。中央道は、午後2時過ぎだと言うのに、八王子ICを過ぎたあたりと談合坂SA付近で10キロ程度の渋滞。午後でこの状況なんだから朝方はすごい事になっていたんだろうなぁ。
夕方4時、すずらん到着。夕食頃、中村さんが帰って来て皆で食事。荒川さんもペンションの方に3泊4日の日程で宿泊中。
by monmo_chan
| 2002-11-01 21:22
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